Passion

こちらもピョートル氏の本から、経営思想家ゲイリー・ハメル氏の能力のピラミッドという概念に出会った。ピラミッドが6つの層に分かれており、下層から上層へ、⑥従順(obedience) ⑤勤勉(diligence) ④専門性(intellect) ③主体性(initiative) ②創造性(creativity) ①情熱(passion & zeal)と並ぶ。企業繁栄のためのピラミッドと捉えることができ、とかく日本の企業は新人採用や社員研修において、⑥⑤④を重視しがちだと言う。専門的な知識を持って、上司の命令を黙って聞き、黙々と働き続ける。会社には重宝されることだろう。ところが優秀な経営者は⑥⑤④のみならず、③②①を重視するのだそうだ。自らの意思で判断・行動し、情熱を持って従来存在しなかったものを創生する。内的動機がその人を突き動かし、会社に好循環が生まれるとのことである。Passionという単語を聞くと、いつもある生徒のことを思い出す。教師の指示には実直に取り組み実力も向上するのだが、自分の興味のあることには、情報収集力と行動力を活かして、教員も巻き込みながらとにかく主体的に行動する。やはり根底にあるものは①情熱なのだ。個人プレーではなく集団で協働的な取り組みをした場合のパワーは計り知れず、頼もしい限りである。かくいう自分も、多忙の中で東北大震災後ボランティアに出かけたり、地元愛知から東京や大阪までセミナーや研究会に参加したりするのは、内なる情熱がメラメラと燃えるからである。理由はない。ただ「行きたい。」のだ。自分の勝手な判断や都合でブレーキをかけずにひたすら突き進む。するとなんとなく自然に道が開けてくる感覚を覚えることがあるから不思議だ。年齢や経験を重ねて打算的になるのではなく、いつまでもこの熱い心を大切にしたいと思う。

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