The Fruit of war

私の2018年は1枚の写真とともにスタートしたと言っても過言ではない。某高校英語教科書にも掲載されている原爆投下後の長崎でアメリカ人によって撮られた写真。亡くなった幼い弟を背負い直立不動の姿で焼き場の順番を待つ少年の姿・・・。ローマカトリック教会のトップ、フランシスコ法王が世界の難民の姿に心を痛め、写真の裏面に自身のサインとスペイン語によるメッセージ(il frutto della guerra)を載せ配布した。 CNNでは”The Fruit of war”とされており、日本語では「戦争が生み出したもの」となっている。勉強不足の私には、fruit=フルーツ=果実=実りと短絡的に結び付けやすく、ここでのfruitの登場にはいささか違和感が残る。ある辞書を引いてみると、①果物、果実、フルーツ ②〈俗〉ホモ〔差別語〕、男性同性愛者、女性的な男、おかま〔差別語〕、ゲイ ③〈俗〉影響[感化]されやすい人、他人の言いなりになる人、だましやすい人、かも ④〈俗〉変人、変なやつ、変わり者、奇人 ⑤〔努力などの〕成果、結実 ⑥《fruits》果実類 ⑦収穫、産物、成果、結果 とありfruitという言葉のもつイメージの豊富さに改めて驚く。
さて、同じ立場なら写真の裏面にどんなメッセージを書いて世界の人々に配布するか生徒に書かせてみた。
War is over / Let’s pray for peace / How do you feel and what do you think / Do you want your sons and daughters to be like this / We should know what inhumanity took away. We should realize what we should protect / Seek for tenderness / War create nothing without sacrifice ・・・
多くを語らずとも、写真を見てメッセージを書くことで生徒が何か心に感じることを狙いとした。さて、その成果はいかに。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中